誰かの霧が晴れるように
神奈川のチベットと言われる相模原、藤野。
日本で一番アーティスト在住密度の高い地域であり、パーマカルチャージャパンの所在地でもある。
自然とアート、古の知と最先端の知が融合した緑豊かなこの場所は、私の癒しの場所であり、インスピレーションとインスパイアの宝庫でもある。
最近、少しずつ自分のセクシャルマイノリティーを自認し始めた私のために、友達が用意してくれたスペシャルな時間。
その2人を病と必死に戦っている最中の友達が引き合わせてくれた。
何時間も、時間を忘れて3人で語った。
泣いたり笑ったり、食べたり飲んだり忙しかった。
他愛もない話が多かったけど、全部が尊いなと思った。
こうやって、話しを聞き、聞いてもらえる時間は誰にも必要なんだ。
帰る頃には心がすっかり晴れ晴れとしていて、ずっと重く腫れぼったかった目の上が、霧が晴れるみたいに軽くなっていた。
なんだか新しい自分に生まれ変わったみたい。大げさだけど。
私も、いつか誰かの霧が晴れるように、大きく包み込む存在になれたらいいなーと思った。
2人とも、今日は本当にありがとう。